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脳治療革命の朝 柳田邦男 [趣味−読書]

ずっと手抜きでブログの更新をしなかった。読者の方にはごめんなさい。

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ガン回廊の朝の続編的な本である。今回の視点は脳だ。

板橋病院にて行われている脳低温療法に付いて視点を当てている。

きっかけは低体温で意識を失い心停止した患者が信じられない回復をした事から始まる。

それを外傷或は病気の脳に応用しようと試みた事から物語は進む。

体温を下げると、感染が起きやすくなり、抗生物質が効かないなど、未知の治療を手探りで歩む。

奇跡的に回復した例が載せられているが、実際には間に合わなくて亡くなった方や

多臓器不全で亡くなった方もいたろうと思う。

ただ、このような試みも必要かとは思う。それこそ国がプロジェクトを組んで各国立大学の病院で

症例を重ねるのが一番早いが、医療はそんなに簡単に進まない。残念だが。
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